復活されたフライマンへのキャスティングスクール

(2018/10/13)定年を迎えるまで、なかなかフライに集中できなかったっと仰っており、今から取り戻そうと一念発起と決めた八王子在住のO様。なにやら今年の秋に(10月中旬)阿寒湖へ行くとのことでしたが、お話をお聞きすると「遠くへラインがまっすぐに飛ばせないと」のことでありました。かなりのキャリアをお持ちですが、フライの休止状態が長かったため、思い立って練習したが納得のいくキャストができなくしばらく悩んでいたそうです。

早速、当スクールの基本中の基本であるピックアップ・レイダウンをやっていただきましたが、何の問題もなくこなしておられたのですが、次にディスタンスに必要なダブルホールを始めた途端にバック及びフォワードキャストが乱れに乱れ、ご本人も意気消沈してしまいました。そこで、欠点を三段階に分けて説明した。内容は先ず遠くへキャストしようと体全体の力み「肩」とメリハリのあるストップ「腕」、そしてロッドティップの軌道を180°「手首」に振ることを修正し、更にラインハンドの引き方を効率よくするため「肘」を曲げたままにせず真っすぐに伸ばして引く「指先」ことをアドバイスしました。若干O様は違和感を感じておりましたが、次第に力みがなくなりテンポよくダブルホールが決まり、最後のシュートではアドバイスした通り、ラインハンドの「肘」がしっかり伸びて、タイトなループが描けた結果、フライライン・リーダー・ティペットが気持ちよくターンオーバーして、なんと軽く25メール以上も飛んでいきました。ご本人もコツがつかめたのか、フォールスキャストの回数が以前では6回ほどやられていましたが、なんと3回目でシュートを決めることができ気持ちよさようにキャスティングをしておられました。これなら、阿寒湖に行ってあの雨鱒や虹鱒をキャッチできるでしょう。O様楽しんできてください。

 

お礼!

O様が育てられた落花生を頂戴して、O様のアドバイス通り奥方が塩茹でにして食べましたがとても絶品でビールが美味しく飲めて、ビールの後ブラウン炭酸(泡盛)がグイグイ入ってしまいました。本当にありがとうございました。(笑)

 

追伸

平成30年10月31日、スクール代金をユニセフ親善大使 黒柳 徹子さんの口座へ寄付さていただきました。

ありがとうございました。